有のノンフィクション

ーくだらない日々の出来事ー

メガネはブラジャー ー絵日記ブログー

以前 新しいメガネを買いに行った時、渋々男性用を買った私。

なぜ渋々かと言うと、フレーム選びに時間をかけ過ぎて たんが不機嫌になりだしたからだ。

前に買ったメガネはサイズを変えられたし、コレもきっと大丈夫だろうと店員さんにお願いしたら「こちらのタイプはサイズ変更出来ません」と。

チラッとたんを確認すると、まるで試合直前のボクサー並に殺気立っている…さすがに選び直したいとは言えない雰囲気。

日を改めるか…と一瞬考えたけど、基本メガネは家でしかかけないし 別に大きくても見えれば大丈夫!と購入。

 

このメガネだってまさか女性にかけられると思ってなかっただろうし、私だって男性用を買うだなんて思いもしなかった。

お互い様ってね。

最初はぎこちないかもしれないけど、お互い歩み寄りながら時間かけて仲を深めていこ。

 

と、初めは思っていたけど 私達の関係は一向に良くなる事はなかった。

 


f:id:yu-nonfiction:20191203163909j:image

 


f:id:yu-nonfiction:20191203163927j:image

 

何かある度に私は、メガネが立ち直れないぐらいの暴言を吐いてきただろう。

もちろん買い替える事だって考えた、だけど見える事は見えるし…何より高いお金払って買ったのにそう簡単に買い替えてたまるかという意地もあった。

 

そんなある日、阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんが「メガネをブラジャーだと思ってる」と言ってるテレビを観た時はかなりの衝撃だった。

確かに 目の悪い人にとってメガネは大事な物だし、女性にとってブラジャーはなくてはならない物…

そうか、私は顔面にブラジャーをしているんだ!

 

お姉さんの言葉に感銘を受ける。

 

今まで奥歯ガタガタ言わすほどメガネに暴言を吐いていた私が、その日以来 少しだけ変わった。

 


f:id:yu-nonfiction:20191203170003j:image

 


f:id:yu-nonfiction:20191203170304j:image

 


f:id:yu-nonfiction:20191203170316j:image

 

メガネに対して優しくなれたよ。

ありがとう、お姉さん。

 

しかしお姉さんの言葉を調べてみたら「メガネを取るのは下着を取られるぐらい恥ずかしい」と言う意味だった。

 

思ってたのとちょっと違った。

 

だって私、出かける時はノーブラ派(コンタクト)だから。